星稜の組合せ抽選結果と展望
6月26日(水)に石川大会の組合せ抽選が行われました。星稜にとっては勝ち上がりやすい抽選結果になったと言えます。まず初戦の相手は七尾東雲、3回戦は金大付と二水の勝者。順当に勝ち上がれば準々決勝で遊学館との対戦が予想されます。また、準々決勝の後、中2日で準決勝を戦えることも投手陣が豊富な星稜にとっては有利に働くでしょう。
順当に勝ち上がるのが前提ではありますが奥川君は準々決勝と決勝に先発。萩原君は準決勝、寺沢君は3回戦、初戦は安土君が先発すると予想。もちろん、試合展開によっては寺西君を含めた継投で戦うことになるでしょうし、奥川君が完投するのは決勝のみで充分だと考えます。普通に戦えば星稜の連覇の確率は相当高いと思いますが、一発勝負だけに何が起こるかわからないのが高校野球ですし、特に夏の戦いには、そういう番狂わせが付き物です。
甲子園で勝つには打力は不可欠ですが、石川大会は、投げる投手が各々の力を出しさえすれば試合を壊すことも少ないですし、例え打てなくても相手がミスして得点に繋げることもできると思いますので、鍵は各試合に任された投手の立ち上がりということになるでしょうか。
甲子園で勝つには打力は不可欠ですが、石川大会は、投げる投手が各々の力を出しさえすれば試合を壊すことも少ないですし、例え打てなくても相手がミスして得点に繋げることもできると思いますので、鍵は各試合に任された投手の立ち上がりということになるでしょうか。
星稜のライバルはどこか?
星稜有利は変わりませんが、やはり一番不気味なのは日本航空石川でしょう。春季大会でも決勝に勝ちあがりあと一歩まで星稜を追い詰めましたし、北信越大会も1回戦で敗れたものの準優勝した敦賀気比と互角に渡り合いました。ただ、小松、小松大谷、金沢との対戦が予想されますので、油断出来ない相手との戦いが続くため、選手の消耗が予想されます。それを跳ね返し難敵を打ち破ってきた勢いと勢いだけではない確かな実力があるチームだけに、決勝に勝ち上がって来た場合には難しい試合になることでしょう。奥川君が先発することになるでしょうが、新チームスタートして以降は、秋、春と奥川君が日本航空石川を相手に投げたことはなく初対戦となります。全国の強豪高相手でも三振の山を築く奥川君を万全の状態で決勝のマウンドに上げたいところです。
そして、もう一校は、準々決勝での対戦が予想される遊学館。春は日本航空石川に準々決勝で10-7で敗れていますが、ちゃんとした戦いが出来る侮れない相手で、一発勝負で万が一を起こすだけの実力があるチームです。奥川君の先発予想が準々決勝と決勝という予想の根拠は、この2校との対戦がトーナンメントを勝ち抜く点において最重要だと見ているからです。
星稜以外の注目選手は?
星稜高校以外の3年生で今後の活躍を期待したい県内出身選手に目を向けると、投手では、小松の小川琳太郎君。小松大谷の山根滉太君。
コメント
コメントを投稿