星稜高校、決勝で敗れ春夏連続の甲子園出場ならず(第105回全国高等学校野球選手権石川大会総括)

星稜高校は石川県高校野球大会3回戦で、大聖寺実業高校と対戦。序盤から強力打線が爆発し、6回までに11安打12得点と相手を圧倒。投手陣は木野投手、新島投手の継投で相手打線をわずか1点に抑え、6回コールド勝ちで準々決勝進出を決めた。特に2回表の攻撃は圧巻だったが、守備ではエラーが2つあり、課題が残ったものの、攻撃力と投手力で相手を圧倒した。

バーチャル高校野球 3回戦星稜vs大聖寺実業

星稜高校、遊学館との死闘を制す！延長10回サヨナラ勝ちで準決勝進出！

準々決勝：遊学館戦（6-5 勝利）

準々決勝は、甲子園にも出場経験があり昨年夏の決勝の相手にもなった遊学館。取っては取られの一進一退の大熱戦になり、延長10回タイブレークまでもつれた一戦は、6-5で星稜が逆転サヨナラ勝ちで準決勝に進出。遊学館は昨年夏の決勝戦に続き1点差で涙を呑む。

バーチャル高校野球準々決勝星稜vs遊学館

星稜高校、金沢学院を相手に完封リレーで決勝進出

準決勝：金沢学院大付戦（6-0 勝利）

今大会、初めての現地観戦が出来たこの一戦。星稜エースの佐宗投手が安定したピッチングを見せ7回を被安打4、奪三振5の無失点投球で金沢学院にペースを渡さない。打線も初回と4回に1点づつ得点を上げ、7回にはキャプテン芦迫選手のタイムリーなどで一挙4点を追加し、8回、9回と道本投手が相手打線を封じて6-0で勝利し決勝進出を決めた。

バーチャル高校野球準決勝星稜vs金沢学院

星稜高校、決勝で小松大谷に敗れる

決勝：小松大谷戦（5-0 敗戦）

星稜高校は、石川県高校野球大会決勝戦で、小松大谷高校に5-0で敗れ、夏の甲子園出場を逃した。

試合は、初回に小松大谷の田西選手にツーランホームランを浴び、その後も星稜打線が相手エースの西川投手に苦戦。投手陣は、先発の道本投手に続き、エースの佐宗投手が登板したが、思うような投球ができず、終始リードを許す展開となった。

今大会、秋の神宮大会を制覇し、春のセンバツでもベスト4に進出するなど、大きな期待を背負っていた星稜。しかし、夏の甲子園という最大の目標にはあと一歩届かなかった。

このチームは、飛び抜けたスター選手こそいないものの、芦迫選手を筆頭に、佐宗選手、吉田選手など、多くの選手がチームに貢献。特に、キャプテンの芦迫選手のリーダーシップは際立っており、チームを一つにまとめ上げた。敗戦後も、相手選手を称え、スタンドの応援団に感謝の言葉を述べるなど、その人間性の素晴らしさは多くの人々を感動させた。

ベンチ入りメンバー成績表

背番号	選手名	学年	守備	打数	得点	安打	打点	AV
1	佐宗翼	3年	投手	8	2	3	0	.375
2	能美誠也	2年	捕手	14	0	3	1	.214
3	服部航	2年	内野	20	4	5	6	.250
4	中谷羽玖	3年	内野	16	2	3	3	.188
5	萩原獅士	3年	内野	20	2	5	3	.250
6	吉田大吾	3年	内野	14	3	5	3	.357
7	中島海翔	3年	外野	21	2	10	5	.476
8	芦硲晃太	3年	外野	19	7	8	4	.421
9	専徒大和	3年	外野	13	5	2	1	.154
10	竹下史紘	3年	内野	0	0	0	0	-
11	道本想	2年	投手	5	0	1	0	.200
12	河上涼太	3年	捕手	4	2	1	0	.250
13	高橋弘季	2年	内野	3	1	2	0	.667
14	東汰生	3年	外野	0	0	0	0	-
15	中島幹大	3年	外野	2	1	1	0	.500
16	新島星空斗	3年	投手	0	0	0	0	-
17	木野孝士	2年	投手	0	1	0	1	-
18	織田晟牙	1年	投手	0	0	0	0	-
19	星英人	3年	外野	0	0	0	0	-
20	村中朝飛	3年	外野	0	0	0	0	-
計				159	32	49	27	.308

背番号	選手名	回数	打者	球数	安打	三振	四球	死球	失点	自責	防御率
1	佐宗翼	20	80	297	18	14	4	1	6	6	2.70
11	道本想	12	47	163	8	11	2	0	4	4	3.00
16	新島星空斗	5	22	61	6	4	1	0	1	0	0.00
17	木野孝士	1	3	15	0	1	0	0	0	0	0.00
計		38	152	536	32	30	7	1	11	10	2.37

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