星稜、4年ぶりの秋の北信越大会を制覇!センバツ当確に神宮大会出場決定!
星稜が北信越大会決勝で、福井県の敦賀気比を相手に延長十回タイブレークの末、1―0で勝利し4年ぶりの優勝を果たしました。センバツ出場をほぼ手中に収め、神宮大会の出場も決定しました。
星稜ベンチ入りメンバー
背番号 | 名前 | ポジション | 学年 | 出身 | 投打 | 身長体重 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 佐宗翼 | 投手 | 2年 | 星稜中 | 左/左 | 177/73 |
2 | 能見誠也 | 捕手 | 1年 | 金沢市立清泉中 | 右/左 | 174/72 |
3 | 服部航 | 内野手 | 1年 | 星稜中 | 右/左 | 170/74 |
4 | 中谷羽玖 | 内野手 | 2年 | 星稜中 | 右/左 | 168/66 |
5 | 萩原獅士 | 内野手 | 2年 | 神戸中央リトルシニア | 右/右 | 172/73 |
6 | 吉田大吾 | 内野手 | 2年 | 取手リトルシニア | 右/右 | 175/73 |
7 | 濱田大聖 | 外野手 | 1年 | 西淀ボーイズ | 右/右 | 168/72 |
8 | 芦硲晃太 | 外野手 | 2年 | 泉州阪堺ボーイズ | 右/左 | 173/75 |
9 | 專徒大和 | 外野手 | 2年 | 星稜中 | 左/左 | 173/72 |
10 | 中島幹大 | 内野手 | 2年 | 星稜中 | 右/左 | 169/68 |
11 | 道本想 | 投手 | 1年 | 星稜中 | 右/左 | -/- |
12 | 河上涼太 | 捕手 | 2年 | 星稜中 | 右/右 | -/- |
13 | 島田光 | 内野手 | 2年 | 星稜中 | 右/左 | -/- |
14 | 中村瞭太 | 内野手 | 2年 | 星稜中 | 右/右 | -/- |
15 | 山下暖生 | 外野手 | 2年 | 大阪福島リトルシニア | 右/右 | 177/72 |
16 | 竹下史紘 | 内野手 | 2年 | 星稜中 | 右/右 | -/- |
17 | 戸田慶星 | 投手 | 1年 | 星稜中 | 右/右 | 169/70 |
18 | 中島海翔 | 外野手 | 2年 | 星稜中 | 右/右 | 178/75 |
19 | 橋本晏地 | 外野手 | 2年 | 星稜中 | 右/左 | -/- |
20 | 改瀬大和 | 投手 | 1年 | 星稜中 | 右/右 | -/- |
初戦と準々決勝がチームの柱というべき芦硲君と專徒君が体調不良のためベンチを外れ、さらにエースの佐宗君もベンチ入りはしていたものの体調不良で投げられる状態ではなかったとのこと。そんな中でも初戦、長野の名門松商学園に9-3で勝利し、続く準々決勝も福井の敦賀を相手に10-0のコールド勝ち。特に初戦の松商学園戦は、試合前はどうなるのか心配でしたが、相手先発が目先を変えるためか、エース櫻井君ではなく原田君で、スローボールピッチャーだったのですが、見事、立ち上がりを攻め、相手の守備の乱れもついて先制し、さらに、代わったエースの櫻井君から能見君がスリーランホームランを放ち、試合を優位に進めました。
先発した道本君は、初回に145キロをたたき出し、ヒットは許すものの得点を与えない投球内容で、強豪校相手でも十分通用することを証明してくれました。
さらに、公式戦初登板だった1年生の戸田君も終盤の8回、9回を1失点で凌ぎぐ粘り強い投球でしたし、最速136キロを投げていたので、今後も楽しみです。
準々決勝の相手は、新潟1位の日本文理かと思いきや福井の敦賀となりました。福井4位の敦賀が新潟1位で甲子園の常連でもある日本文理に勝利するわけですから、福井のレベルの高さを感じます。ただ、連戦の日程になると星稜が優位になるのではないかと思いましたが、予想通りの圧勝で、連投だった道本君も5回で終了したのは良かったのではないかと。
迎えた実質センバツ出場を懸けた大一番の準決勝の北陸戦は、芦迫君と專徒君がスタメン復帰し、先発は佐宗君というベストメンバー。
序盤は、相手エースの竹田君が素晴らしい立ち上がりを見せ、佐宗君も2回に先制を許し、どうなるかと思いましたが、ふた回り目に入った4回に4点を奪って逆転し、佐宗君は7連続三振を奪う好投を見せ試合を支配し、7回に2点の追加点を奪い試合を優位に進め、終盤に継投もあるかなと思いましたが、最後までエース佐宗君が投げ切り、被安打5に奪三振10の完投勝利。見事な投球でした。
決勝の相手は敦賀気比。前日も10回を投げぬいた竹下君が決勝もマウンドに上がりました。対する星稜は道本君。連投とは思えない投球を見せる竹下君。左打者が多い星稜は苦戦しますが、道本君も安定した投球を続けてくれ、ピンチの場面で佐宗君に交代。
タイブレイクに突入しましたが、10回の敦賀気比の攻撃を0に抑え、最後は代打の中島幹大君のセンターオーバーのタイムリーでサヨナラ勝ち。
佐宗君が万全であれば、どんな相手でも簡単に打たれないこと。道本君が強豪校相手でも十分通用すること。戸田君も一冬越えたら楽しみなことなど投手陣は言うことはありませんし、野手陣も長打や派手さはないですが、無理して引っ張ったりせず、逆方向に打てたり、コンパクトに打ったりとチームとしてのまとまりを感じます。そこに、今大会、けがの功名ではありませんが、控え選手が活躍し、選手層が厚くなり試合展開や対戦相手によって、色々な選手を起用できる選択肢が広がったように思います。
例年、下級生でも主力になる選手がいて、新チームが最上級生になったときの核になるのが想像できるのですが、今チームには佐宗君以外はどうなのかという思いもあったのですが、ふたを開けてみれば、本当に素晴らしいチームで、且つ、伸びしろもある魅力あるチームです。神宮大会で全国の強豪相手にどこまで通用するのか楽しみです。二つくらい勝ってくれると全国でも通用することが証明できるんですが、どんな戦いになるでしょうか。
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