星稜高校、2年ぶりに秋の石川大会優勝!北信越大会1位出場決定!(第149回北信越地区高等学校野球石川県大会 総括)

星稜高校、2年ぶりに秋の石川大会優勝!北信越大会1位出場決定!

星稜、2年ぶり石川大会優勝! 延長11回タイブレークの末、星稜が6-5で日本航空石川を下し、2年ぶりの栄冠を手にしました。センバツ出場への大きな弾みとなる北信越大会へ、首位で進出します。

準決勝では金沢学院に5-3で勝利。1年生の道本投手が先発し、中盤以降はエース佐宗投手が継投で試合を締めくくりました。準々決勝では金沢を8-1でコールド勝ち。佐宗投手が一人で投げきり、その安定感が光りました。

星稜高校、新戦力も加わり躍動!全員野球で掴んだ石川大会優勝

星稜高校野球部は、新チームが発足後初めての公式戦となる石川大会で、見事優勝を飾りました。延長11回の激戦を制し、2年ぶりの頂点に輝いたことは、チームにとって大きな自信となったでしょう。

今大会を通して、星稜の強さが際立っていたのは、何と言っても全員野球の徹底でした。エースの佐宗投手を中心に、1年生の道本投手など、新戦力もチームに大きく貢献しています。特に、道本投手の140キロを超える速球は、相手打線を圧倒し、チームに勢いを与えました。

試合運びとしては、道本投手が序盤を任され、中盤以降は佐宗投手が継投で試合を締めるというパターンが定着しつつあります。両投手とも制球力が安定しており、大崩れすることが少ないため、チームは安心して打撃に集中することができます。

打線は、バントや盗塁を絡めた攻撃で、着実に得点を重ねていきます。個々の能力だけでなく、チーム一丸となって勝利を目指す姿勢が、今回の優勝に繋がったと言えるでしょう。

道本君と改瀬君の成長に期待!

特に注目したいのは、1年生の道本投手です。彼の今後の成長は、チームのさらなる飛躍につながるはずです。北信越大会では、より一層厳しい戦いが予想されますが、道本投手と佐宗投手のバッテリーを中心に、星稜高校野球部はさらなる高みを目指していくことでしょう。

星稜 道本想投手のピッチング

ベンチに戻る星稜 道本想投手

星稜高校野球部には、新たな才能が加わりました。3回戦で公式戦デビューを果たした1年生の改瀬投手です。独特のフォームから繰り出す速球は、打者にとってタイミングを掴みにくく、大きな武器となっています。

今大会では、佐宗投手と道本投手の活躍が特に目立ちましたが、改瀬投手もその潜在能力の高さを示しました。トーナメントを勝ち抜くためには、複数の投手陣の活躍が不可欠です。佐宗投手と道本投手に続く3番手として、改瀬投手への期待は高まっています。

今後の成長次第では、チームの主力投手となる可能性も十分にあります。独特のフォームをさらに磨き上げ、コントロールを安定させることができれば、大きな武器となるでしょう。

星稜 改瀬 大和投手ピッチングフォーム

ベンチ入りメンバー成績表

  
背番号 選手名 学年 守備 打数 得点 安打 打点 AV HR
1佐宗 翼2年投手7232.4290
2河上 涼太2年捕手5021.4000
3服部 航1年内野18487.4440
4中谷 羽玖2年内野14562.4290
5萩原 獅士2年内野19563.3160
6吉田 大吾2年内野16561.3750
7鷲澤 星善2年外野2000.0000
8芦硲 晃太2年外野18762.3330
9専徒 大和2年外野18375.3890
10中島 幹大2年内野4010.2500
11道本 想1年投手6232.5000
12能美 誠也1年捕手10122.2000
13島田 光2年内野1000.0000
14山下 暖生2年外野0000-0
15橋本 晏地2年外野0000-0
16濱田 大聖1年外野15454.3330
17小野 眞輝1年内野0000-0
18高橋 弘季1年内野0000-0
19戸田 慶星2年投手0000-0
20改瀬 大和2年投手0000-0
156375634.3590
選手名 回数打者球数安打三振 四球 死球失点 自責 防御率
佐宗 翼19 1/370241142101441.86
道本 想20 1/389322202042773.10
鷲澤 星善1/3352000000.00
改瀬 大和1340001000.00
4116557236414311112.41

金沢桜丘高校、公立の星として躍動!小松大谷との熱戦は惜敗も来夏に期待

石川県を代表する進学校のひとつ、金沢桜丘高校野球部は、今大会でその強さを改めて示しました。特に、シード校の小松大谷高校との試合は、延長戦までもつれ込む熱戦となり、多くの野球ファンを魅了しました。

9回裏、サヨナラ勝ちのチャンスを迎えた金沢桜丘高校でしたが、惜しくも勝利を掴むことはできませんでした。しかし、公立高校の雄として、強豪校相手に互角に戦い抜いたことは、チームの大きな自信になったことでしょう。

金沢桜丘高校野球部は、文武両道の伝統を持ち、高い学力とスポーツ能力を兼ね備えた選手が多く所属しています。今回の大会での活躍は、同校の野球部の底力を示すものであり、来夏の活躍にも期待が高まります。

ベンチ前で声を掛け合う金沢桜丘ナイン

小松大谷の1年生スラッガー田西君

入学時から注目を集めている小松大谷の1年生スラッガー田西称選手。180cm84kgの体格からフルスイングを見せるスラッガーで今後どれだけ成長するのか期待したい。
小松大谷 田西選手のバッティングフォーム

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