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石川県高等学校野球大会(令和2年度夏季) 組み合わせ抽選会

石川県高等学校野球大会(令和2年度夏季) 組合せ抽選会

独自大会の組合せ決まる

新型コロナウィルスの影響で選手権大会は中止となり甲子園を懸けた戦いではないものの石川県で1位を目指す石川県独自の大会は開催の方向で進んでおり組合せ抽選会が行われました。選手権大会と異なる点で言うと、加賀地区・金沢地区・能登地区で地区予選(7月11日から)を行い、その後に県大会進出となります。コロナ対策による人の移動を避けるのが目的のようです。ただし、第 141回北信越地区高等学校野球石川県大会ベスト8進出校は予選は免除となるので、星稜は県大会からとなります。そして、学業優先のため授業を削ることが出来ないという点を考慮して、基本は土日祝日のみで試合を実施するようです。あと、原則的には無観客で、控え部員・女子マネージャー・3年生野球部員1名につき保護者2名のみ観戦可能です。また、メガホンの持ち込み、太鼓など音のなる物のスタンド内の持ち込みは禁止となり、大声を 上げたり、応援ソングなど歌ったりする応援も禁止のようです。
大会目的が、これまで練習を続けてきた選手たち、特に3年生にとって、成果を発揮できる舞台をつくるためということなので、まずは野球の試合が出来るというだけありがたいということでしょうか。
各地区で戦うというのも、これはこれでありかなと思います。と言うのも小学校や中学校の時の同級生やチームメイトと試合をする生徒も多いでしょうし、良い思い出になるのではないかなと。また、土日が中心になるので日程的な余裕もあるので選手の負担も軽減される点も良い点ですね。

星稜の組合せ抽選結果と展望

星稜を軸に日本航空石川・遊学館がライバルになりそうですね。初戦は7月23日に大聖寺と鶴来の勝者と戦い、順当に勝ちあがれば2回戦が松任と小松商業の勝者と25日に戦うことになります。ここまでは波乱無く勝ち上がると思いますが、石川県大会は準々決勝以降からレベルが一気に上がり、例年であればどこが甲子園に出場しても不思議ではないチームとの戦いになります。そして、準々決勝は永遠のライバル金沢高校、準決勝は小松大谷が対戦相手になりそうですね。直近の練習試合では両校に勝利を収めているようですし、普通に戦えれば勝機は充分にあるでしょう。そして、決勝ですが、遊学館高校になるような気がします。理由は、兼六中学の時に軟式の全国大会でノーヒット・ノーランを達成し、ベスト8まで進んだ高田竜星君がいるからです。昨年の選手権大会で2年生ながら準々決勝で途中から登板し奥川君と投げあい変化球で星稜打線を打ち取り、試合は1−2でしたが、高田君は6回1/3を投げて無失点。許した安打はわずか1本で、外野に打球が飛んだのも3本という見事な投球内容で、一歩間違えれば、そこで敗戦するという可能性もありました。この1年でどこまで成長したかはわかりませんが、今大会でも脅威になりそうです。
まだベンチ入りメンバーは発表されていませんが、星稜は、荻原君と寺西君を中心とした戦いになるでしょうが、練習試合の結果だと2年生の野口君も良さそうですし、沖縄県出身の大型1年生投手マーカード君も登板機会がありそうな気もしますし、投手陣は豊富です。中でも寺西君がどこまで成長した姿を見せてくれるかに注目したいです。野手ではやはり内山君ですね。今秋のドラフトでプロ入りを目指す内山君がどんなバッティングを見せてくれるのか、また、先を見据えてキャッチャーとして出場するのか、ショートで出場するのかも注目したいですね。あと、気がかりは今井君です。怪我でもしたのか、自粛期間中の影響でコンディションが落ちたのか、練習試合では、出場していなかったようなので気になります。体格的にはプロだって目指せるのではないかと思いますので、無事に出場してくれたらと思います。
優勝して甲子園という道は途絶えましたが、星稜には甲子園での交流試合もありますので、県大会を優勝して、県No.1チームとして堂々と甲子園で戦って欲しいですね。

星稜以外の注目選手

先述した遊学館の高田君以外の注目選手は、小松大谷の中津大和君に注目したいですね。180センチに75キロと均等な体格でかつ50メトル5秒8の俊足。全国レベルのショートということでドラフト注目選手のようです。法政に進学した山根君もそうですが良い選手が近年、小松大谷からは出ていますね。

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