42年生きてきて初めて高校野球観戦のために甲子園に行ってきました。
記念の100回大会であったこと、開幕戦の始球式を星稜高校OBの松井秀喜氏が務め、その開幕戦のカードを星稜高校が引き当てて、これ以上ない巡り合わせに運命を感じたこと、そして、星稜高校が例年より期待値が高く悲願の初優勝を狙えるチームだったこと。星稜高校をはじめ高校野球に感動をもらって生きてきた身としては、どうしても、生で観戦して高校野球そのものにありがとうを伝えたかったからです。
星稜-済美の何年経っても語り継がれる試合を生観戦出来たことは何よりでしたけが、やはり星稜高校には勝って欲しかったですし、勝てる試合だったと思います。
勝敗の分かれ目はいくつもあるような気がしますが、個人的には、8回の竹谷君への継投が試合を動かしてしまったように思います。
春の選抜でも厳しいピッチング内容だったので悪い予感はしましたが、いきなりデッドボールだとちょっと厳しいですね。もちろん、本人もチームもそこは理解しているからこそなんとかしようと少し空回りしてしまい、点差以上に浮き足だっていたような気がしました。
竹谷君への継投に疑問を持つ人もたくさんいますし、采配ミスだと批判する人もたくさんいます。ただ、8回、9回を一年生の寺西君に任せるのは厳しく、県予選では無失点で、春までエースだった竹谷君を投げさせるのは理解できます。何より甲子園で勝ち抜くためには奥川君以外にも全国レベルで通用する先発ピッチャーは必ず必要で、星稜からするとそれが竹谷君ならベストだったはずです。だからこそ監督は色んな期待を込めてマウンドに送ったに違いありません。竹谷君も足をつっていたようですが、全国レベル相手だと抑えるのが難しかっただけのように思います。
たらればありませんが、2番手、3番手のピッチャーが無失点に抑えていただけに奥川君があと2イニング、いや1イニングでも投げれてさえいれば結果は違ったのではないかと思います。
たらればありませんが、2番手、3番手のピッチャーが無失点に抑えていただけに奥川君があと2イニング、いや1イニングでも投げれてさえいれば結果は違ったのではないかと思います。
それにしても、9回は、よく追い付きました。本当に立派だと思います。夏は打てないと勝とどこかの名監督が言っておられますが、ビハインドを跳ね返せる打力がない甲子園では優勝出来ません。ここ数年の優勝高はどこの高校もビハインドを跳ね返す打力があるように思います。だからこそ、今年の星稜高校はスイングが鋭い選手が多く打ち合いについていけると思っていたので期待していたんですが。とは言え相手ピッチャーの済美山口君が良く投げていました。無駄な四球とかが少なかったですし。
悲願の全国制覇は、来年の奥川君や寺沢君、1年生の内山君に期待します。
竹谷君、南保君は、プロ野球選手として活躍することを期待しています。
ありがとう。星稜高校野球諸君!
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