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第91回選抜高等学校野球大会 二回戦 星稜-習志野

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 習志野 0 0 0 1 0 0 1 0 1 3 星 稜 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 夢、破れる。甲子園で勝つことは難しいと改めて感じる試合となりました。個々のレベルでは勝っているように思いましたが、相手の習志野高校が弱者の戦いを徹底したことが勝利に繋がったのかもしれません。 星稜側の視点で言えば相手の先発投手岩沢君から1点しか取れなかったのが結果的には尾を引いたのではないかと思っています。 初回、有松君のヒットと知田君の死球で一死一、二塁のチャンスに内田君が併殺打。二回は山瀬君がヒットで出塁し、奥川君が送りバントを成功。福本君が倒れた後に岡田君がタイムリーで1点先制。組みやすそうな投手だっただけに、内山君の併殺と福本君が進塁打のみで終わった打席がもったいなかったかもしれません。ここで長打で2点、3点と取れていれば一気に相手を圧倒できたことでしょう。 神宮大会決勝の札幌大谷戦の西谷君の時もそうでしたが球質が重そうな投手を攻略するのが苦手のように感じます。 飯塚君に代わってから全く見せ場を作ることが出来ず、徹底してバットを短く持ち喰らい付くバッティングで、内外野の間に落ちるような打球が多く、習志野アルプスも一塁に出塁しただけでレッツゴー習志野で選手を後押ししてました。 劣勢の時にどのような野球をやるのかをチームとして徹底出来ればなと思います。なんとなくですが、あっさりと打ち取られているようで、四球でもいいから出塁するような姿勢はあまり見えませんし、キレイなヒットを打とうとしているように感じました。 逆に夏にこの負け方ではなく良かったです。何のドラマもなく終わっては星稜ではないですから。 夏に向けた個々の課題 ・東海林君 大会前にキーマンとして上げた東海林君ですが、初戦の履正社戦では左腕清水君に2三振。他の試合を見ていても感じましたが、左投手が苦手なのは明らかです。しかも、先頭打者であっさりと三振してしまうので、せっかくの快足がもったいない気がします。去年は、夏予選から甲子園まで出塁率がかなり高かったのではないかと思うので、本来の姿に戻って欲しいです。 ・有松君 秋は下位打線でしたが、攻撃的な2番としてチャンスメイクもしつつポイントゲッターとしも機能しま

第91回選抜高等学校野球大会 一回戦 星稜-履正社

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 星 稜 1 0 0 0 0 0 1 0 1 3 履正社 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大会屈指の好カードとなったこの試合ですが、試合前から1回戦とは思えないような雰囲気が両チームにありました。 さて、星稜は1番東海林君、2番有松君、3番知田君と練習試合とは違うオーダーでした。履正社の清水君が左腕なので山本君ではなく有松君を2番に器用したのでしょう。練習試合では山瀬君が3番を打っていたようですが知田君でした。秋の大会の広陵戦や高松商戦でも左腕投手からヒットも打っていましたので左右のバランスを考慮した打順にしたのかもしれません。この打順が吉と出るか凶と出るのかと試合前に思いましたが結果的には大吉となりましたね。 初回、先頭打者の東海林君が三振に倒れ嫌な雰囲気がありましたが有松君が見事にレフト前にヒットを放ち結果を出しました。さらに知田君もヒットで続き、有松君は3塁に向かうもアウトになりましたが、内山君がしっかり四球を選び5番山瀬君が見事先制タイムリー。打順の変更が見事にハマった初回の攻撃でした。秋はイマイチこの打線に組み替えに結果がついてこなかったのですが、今日は監督の期待に選手が応えました。 そして、なんと言っても奥川君です。先制点をもらったことで直後の回には点をやらないと言う気迫を感じました。自己最速151キロをマークし履正社相手にも十分通用するところを見せつけ相手にペースを渡しませんでした。終盤ピンチもありましたが17奪三振、完封勝利。本当に凄すぎます。別格、異次元、無双この言葉通りでした。 2回以降は清水君も立ち直り急速も出てきてなかなかあと一本が出ない状態が続きましたが、7回にようやく知田君のタイムリーで1点追加し、9回に右ピッチャーからしっかりとヒットを放った東海林君を有松君が返すダメ押しのタイムリーで勝負あり。最終回は一打同点という場面でしたがダブルプレーでゲームセット。 嫌な思い出を全て打ち消すような勝利でした。勝負はわかりませんが今年は本当に行けそうな気がしますね。

第91回選抜高等学校野球大会 組み合わせ抽選会

組み合わせ抽選会が行われ星稜高校の初戦の対戦相手は履正社高校に決まりました。相手に不足なしではありますが、林監督と同じで「あちゃ~」という感じで、初戦に当たらなくてもという気持ちが正直なところです。 ただ、逆に初戦で戦えるメリットもあると考えています。履正社高校は、野球競合地区の近畿・大阪の代表ですから、実力がある選手が揃っているに違いありません。 そんな対戦相手に、奥川君の体力や気力が万全の状態で挑めるわけです。明治神宮大会の初戦の広陵高校戦と同じ状況だと言えます。 また、トーナメントを勝ち抜くという点においても初日を引いたことはメリットが大きいです。と言いますのも初日で勝利した後の2回戦、準々決勝の日程が大会3日目や4日目に初戦を迎えるチームより試合間隔が空ます。大会初日に勝利したチームの2回戦は中4日空いて大会6日目になりますが、大会4日目の場合は中2日で2回戦を戦うことになります。また、準々決勝も初日に戦うチームは中2日ですが、4日目のチームは連戦になってしまいます。奥川君のような絶対的エースがいるチームは初日に試合が出来ることは有利です。 あと、トーナメント表を見る限りでは、初戦の履正社戦が大きなポイントになりそうです。ここを突破できれば先に述べた理由もありますし、勝ち上がってくると予想されるチームの印象から言ってもベスト4までは行けそうな気がします。 奥川君がいつも通りのピッチングをすることは大前提ではありますが、東海林君と山瀬君が勝利のキーマンになる気がします。履正社のエース清水君が左腕なので左打者の東海林君には不利になりますが、いつも通り出塁し、右打者である山瀬君がきっちりとランナーを返す。最上級生である彼らがある程度の仕事をすれば勝機は見えてくるでしょう。 特に山瀬君は、秋の大会では怪我の影響で思うようなバッティングが出来ずチームの得点力を下げてしまう原因になっていましたが、対外試合解禁以降の練習試合の結果を見ると怪我も良くなり思ったようなスイングが出来ているように思います。山瀬君が3番に固定したことで打順の並びもバランスが取れていますし厚みが増しています。 後先考えても始まりませんが、まずは初戦突破を信じたいと思います。 その他の注目校は、二日目に登場する習志野高校と横浜高校。レッツゴー習志野を甲